「成田山新勝寺に行ってはいけない人がいるって本当?」と気になっている方へ。成田山に毎年参拝している筆者が、よく言われる理由と対処法をわかりやすく解説します。
カップル・夫婦で行くと別れる?
成田山新勝寺でよく聞かれるジンクスのひとつが「カップルや夫婦で行くと別れる」というものです。
その理由のひとつとして、成田山の総門に弁財天が祀られていることが挙げられます。弁財天は女神であるため、カップルや夫婦が一緒に総門をくぐると嫉妬して仲を引き裂くという言い伝えがあります。また、境内にある出世稲荷も女神であり、同じ理由でカップルには良くないと言われています。
さらに歴史的な背景として、かつて成田山の近くには遊郭があり、男性が参拝を口実に足を運ぶことが多かったため、「成田山に行くと別れる」という噂が広まったとも言われています。
筆者は夫から聞いて以来、総門をくぐる際はなるべく別々に、少しずらして入るようにしています。気持ちの問題かもしれませんが、知っておくと安心ですよ。
総門・出世稲荷はどう対処すればいい?
カップルや夫婦で参拝される方のために、対処法をご紹介します。
総門の場合
カップル・夫婦で訪れる場合は、二人同時にくぐらず、少し間隔をあけて別々に通るようにしましょう。また、門の中央は神様の通り道とも言われているため、できるだけ端を通るのがおすすめです。
出世稲荷の場合
出世稲荷もカップルや夫婦での参拝を避けた方がよいと言われています。気になる方は、一人で参拝するか、少し間隔をあけてお参りするとよいでしょう。
神田明神に行った日は行ってはいけない
「成田山新勝寺に参拝している人は、神田明神に行ってはいけない」という言い伝えもあります。
その理由は歴史にあります。神田明神には平将門の霊が祀られており、成田山新勝寺はもともと平将門の乱を鎮めるために建てられたとされています。つまり、この二社は歴史的に対立する関係にあるため、両方を参拝するのは良くないと言われているのです。
特に同じ日に両方を参拝するのは避けた方がよいとされています。どうしても両方参拝したい場合は、日をずらすことをおすすめします。
苗字に「藤」のつく方は要注意?
「苗字に藤の字がつく方は神田明神に行ってはいけない」という言い伝えもあります。
これも歴史に由来しています。平将門を討伐したのは藤原秀郷(ふじわらのひでさと)という人物で、その「藤」の字が苗字につく方(加藤・伊藤・佐藤・藤原など)は、神田明神から歓迎されないと言われています。
成田山新勝寺と神田明神はセットで語られることが多いため、苗字に藤のつく方は特に神田明神への参拝に気をつけるとよいかもしれません。
実際のところどうなの?まとめ
これらのジンクスや言い伝えは、あくまでも噂や歴史的背景から生まれたものです。成田山新勝寺は年間約1000万人もの参拝者が訪れる由緒ある名刹で、多くのカップルや夫婦が仲良く参拝されています。
筆者自身も毎年成田山に参拝していますが、夫から聞いた話を意識しながら、総門は別々にくぐるようにしています。信じるか信じないかはあなた次第ですが、知っておくと参拝がより楽しくなるかもしれません。
成田山のお札やお守りをお持ちの方は、神田明神への参拝はなるべく控えた方が無難です。


コメント